MINI THEATER MAP

ミニシアターマップ

塩山シネマ(山梨県)

「塩山シネマ」スタッフの思い出

塩山シネマ(創業63年)は私の生業です、人生です。ほぼ一人ぼっちで経営いたしております《出張上映も》※陰ながら皆様に支えていただいております。
私の友人は『お前の人生そのものが、正に映画だな』とよく話します。
私は生まれて間もなく誘拐されました。近所のオバチャンに、オバチャンは
大きな風呂敷包みを持っていたそうです。すぐに発見され大事には至りませんでしたが・・・。
昭和の大スター石原裕次郎の膝にも抱っこされました。憶えておりませんが。
祖父は一代で映画館を県内で約30館経営する興行主でした。
その当時(昭和32年)の娯楽といえば映画しかなく映画館は正に花形商売でした。
あまりの混雑ぶりでお客様の列にバケツの水を掛けたこともあったそうです。
父、伯父はそれぞれが各劇場の支配人を任され、そのため幼いころの私は住居を転々としておりましたが、【映画館の息子】ということで友達には恵まれ、今は大変有難く思っております。しかし辛いこと、悲しいことも多く経験しております。家の手伝いということで私《小学校3年生ぐらい》はよく木戸番【興行場の木戸口を守り、客を引く番人】に立たされました。3つ上の姉は映写機の操作【カーボンの調整】を任されておりました。通常であれば機械操作は男性担当というイメージがあるかもしれませんが、その当時の映画館のお客様には《怖いその道のお方》や《酔っぱらい》が多く、姉では危険でした。父は《怖いお方》によく胸ぐらをつかまれておりました。私が今でも鮮明に記憶にあるのが、父がいつものように劇場脇の通路に引きずり込まれ、父『お金(入場料金)をちゃんと払って下さい』子分『コラ、言うことが聞けねェのか』私は目を真ん丸にして見開き硬直していると、親分『オイ、ガキが見てるからやめろ』・・・今でも父が元気でいれるのは私のおかげです。※親分さんは義理人情に厚かった。
小学3年生の時、人生で一番悲しいことが起きました。中学生の時、さらに人生で一番悲しいことが起きました。高校生の時、此の頃からすでに出張上映の手伝いに行きました。大学2年生の時、父が腰を痛め、私は下宿先を引き上げ劇場を手伝いながら東京の大学へ通いました。 ※1浪2留ですが・・
卒業後東京に戻り、横浜の広告会社に勤めますが土・日は帰省して出張上映。
仕事はどちらも楽しかったが・・・親子喧嘩が絶えなくなりました。
30才、オヤジから『映画館をやめる』という連絡がありました。『お前は継がなくていい、絶対無理だからといわれました。』・・・・・
ここから私のさらに壮絶な3代目としての映画館人生の始まり始まり・・・
思い出は書ききれません。 人生は 《本当に》 小説より奇なり。
どうでしょうか?いきなりのご提案ですが【塩山シネマ物語】を撮っていただけませんか?大・大・大ヒット間違いなしです。??????????
実は本命、間違いなし大ヒット作品【ファンタジー】がございます、私が約20年間温めてきたシナリオがございます。今の状況が収束し、コロナが終息した際には一度お時間をいただきましてご相談させていただきたいという図々しいお願いをさせていただきたいと思います。是非よろしくお願い申し上げます。
少年の心を忘れない57才
塩山シネマ 代表 渡邊真吾

「塩山シネマ」のココが一押し!

当劇場はアナログ【劇場】とデジタル【映像・音響】の融合映画館をコンセプトにファミリー作品を中心に営業いたしております。
《ウリ・イチオシなんてトテモ・・・(´艸`) 》
古いばかりの映画館ではございますが、お客様《ご年配様》からは『昭和の時代の思い出の映画館、懐かしいな~。』とか、カップルのお客様《ほとんど来られませんが》は『ノスタルジックの世界、セピア色だね』と会話をしながら『写真、撮ってもいいですか?』とか、私自身勝手ながら良い意味で劇場に味がある《趣がある》という解釈をいたしております。
※行政より【国登録有形文化財】オファーあり、検討中。
2年前ぐらいの私とお客様《小学校3年生ぐらいのお子様》との会話です。地元の小学校に通学していて初めてココに来たとのことでした、少々ショックでしたが同時に『よしチャンス』私には自信がありました。※全てデジタルだから
上映が終わり子供が退出する際に声を掛けました『映画(ドラえもん)どうだったかな?』・・・『楽しかった、面白かった』という様な返事が返ってくるものだと思っておりました。しかし、良い意味で私の期待を大きく裏切る答えが返ってきました。その子供は『すごい!映画館みたいだった』 私は『?????』
要するに、地元の子供たちの映画館のイメージは シネコンが映画館=迫力の映像、塩山シネマ=しょぼい映像ということなのです。塩山シネマは建物は古い《ボロい》けど入ってビックリ、正に映像の迫力《350インチ》と音の臨場感《7,1Ch音響》に驚いてくれたのです。しかも800円(どなた様も2才以上)で・新作で・近くにある映画館が・3D《Dolby3D》対応もしていて。でも、大きなシネコンに敵うわけがございません。1日の上映作品も多くて2本、上映回数も多くて1日3回、売店《コンセなどと書くのもおこがましくて》も充実しておらず、グッズ販売も今はありません。こんな映画館ですが、お客様が近所にあって楽だから《アクセス》とか、チビッ子の映画館デビューとしても利用していただいたり、3世代に渡ってお越しいただいているお客様もいらっしゃいます。こんな映画館です。

  • 塩山シネマ
  • 住所
    〒404-0042 山梨県甲州市塩山上於曾1138-1
  • 電話番号
    0553-33-2451
  • スクリーン数
    1
  • 席数
    120席
  • 営業時間
    9:00〜18:00【土・日・祝・シーズンの休日】・定休日:不定休
  • WEBサイト
  • その他
    劇場を維持していくため、出張上映との両輪で経営いたしております。