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鎌倉市川喜多映画記念館(神奈川県)

「鎌倉市川喜多映画記念館」スタッフの思い出

鎌倉市川喜多映画記念館は、日本における映画文化の発展に大きく貢献した川喜多長政・かしこ夫妻の旧宅跡に建てられ、2010年4月に開館しました。西洋と東洋の和合を願い、昭和3年に設立された「東和商事」で、『会議は踊る』『巴里祭』『天井桟敷の人々』など欧州映画の名作の数々を川喜多夫妻は日本に紹介しました。そのほかフィルム・ライブラリー助成協議会の設立やATG(日本アート・シアター・ギルド)の活動にも尽力しました。こうした経緯から、当館では開館当初から川喜多夫妻にゆかりのある映画人の方々が訪れています。
当館で開催した企画展《監督 大島渚&女優 小山明子》(平成25年開催)では、小山明子さんが何度も記念館に足を運んでくださり、トークイベントや上映前の舞台挨拶にご登壇くださいました。小山さんから頂戴した差し入れには、直筆のメッセージや絵入りののし紙がついており、その丁寧なお心配りにスタッフ一同感激したことを覚えています。
新型コロナウイルスの影響により、当館は今年6月2日まで臨時休館をしておりましたが、7月の上映再開後、最初の上映作品となった『絞死刑』を出演者である小山さんが観に来てくださり、上映前に制作当時の思い出話を場内の皆さんに向けて語ってくださいました。

「鎌倉市川喜多映画記念館」のココが一押し!

当館には上映のほかに映画資料の展示をおこなっている展示室があります。入口のグッズコーナーでは、国際映画祭グッズや映画資料に関する書籍などを販売しています。開館当初より、鎌倉を舞台にした映画作品や小津安二郎監督のお墓のある円覚寺のこと、原節子さんや田中絹代さんのお住まいだった地域の名称を来館の方から尋ねられることが多く、一度そうした内容をまとめた冊子を作りたいと考えていました。「キネマ旬報」で約5年にわたり連載していた『東京映画地図』(2016年に書籍化)で、映画の撮影場所や映画にまつわる事柄を、可愛いイラストと地図・文章で紹介していた宮崎祐治さんに依頼し、2017年に記念館オリジナルグッズとして、冊子「鎌倉映画地図」(定価800円)を制作しました。
かつて松竹大船撮影所のあった大船エリアや小津の『晩春』『麦秋』にうつされる北鎌倉駅、『海街diary』の香田家がある極楽寺周辺、『ピンポン』の舞台となる江の島・片瀬山周辺、『稲村ジェーン』の稲村ガ崎などなど…。記念館に立ち寄った後は、この冊子片手に鎌倉で映画ロケ地巡りが堪能できますよ。

  • 鎌倉市川喜多映画記念館
  • 住所
    〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-2-12
  • 電話番号
    0467-23-2500
  • スクリーン数
    1
  • 席数
    51席
  • 営業時間
    9:00~17:00
  • WEBサイト
  • その他
    毎週月曜日休館(祝日の場合は開館し、翌平日に休館)